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施工中の下部工の現場。ひび割れ防止対策として、ハイパーネットを採用している。技術提案項目なのか?評価対象となっているのか疑問を感じる。なぜなら、ネットを配置した位置までひび割れが届かないと効果が発揮されないのではない? ハイパーネットの効果は、次のような点が挙げられている。(NETIS:SK-080003-Vより引用) @引張強度 ◇結局、ひび割れが発生してからのひび割れ幅の制限がメインじゃじゃないの?ひび割れが発生する前提の提案と評価され、高くても0.5点か?打設しにくいけど、ひび割れが出ない場合がある。でも、他の原因で発生しなかったのでしょうね。→技術士にお任せ下さい。 |
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供用中の高速道路下部工。危ない!もう少しでコールドジョイントになったかも。良いコンクリートではないですね。なにより、美しくない。色変わりで済んでいますが、検査の時、監理技術者は気が気ではなかったでしょうね。検査官からこれは何だ!出来映えが悪い!と言われたら『はい、そのとおりでございます。』また、これがコールドジョイントでないかと証明を求められたら→コンクリート診断士に連絡を! 施工中を見ていないので勝手な推測です。@施工は夏季の施工。コールドジョイントの発生しやすい環境条件。A型枠はメタルファーム。水和作用による発熱でコンクリートの温度が急上昇し、型枠の温度も上昇するのですね。まして、日差しがあればそれだけで鉄筋も型枠も熱くなってしまう。水で冷やしたいけど、コンクリートの中に水が溜まってしまう。現場技術員がいれば黙って打設するのみ。事前にブリーディング水や散水した水を回収する方法を計画しましょうね。 |
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供用中の高速道路下部工。これも美しくないコンクリート構造物。もっときれいにつくりましょう。美しくないコンクリートは耐久性も劣るかもしれませんよ。近くによれば、微細なひび割れが亀甲状に認められます。内部拘束による温度ひび割れと推測されます。ひび割れ幅は、0.2mm未満と思われますが、新設構造物に初期欠陥があるのは良くありませんね。 維持管理の重要性が叫ばれていますが、そのうちの大部分は初期欠陥によるものではないでしょうか?あまり大きなことは言えませんが、現役時代を振り返ってみますと心が痛みます。 いまだ、大きな問題とはなっていませんが、構築して40年近くなった可愛いわが子は無事に要求性能を満たしているでしょうか?昔の現場近くをとおる機会があれば、ちょっと寄ってみます。あばたのある子もいますが、まだまだ元気です。→施工中のリスク回避は技術士に相談を! |